言ってもムダ…

６月も終わりが近づいてきました。事業年度で言う第１Q（クォーター）ってところです。上半期の折り返し地点、今年度の滑り出しをレビューする時期でもあります。業種によっては夏商戦に向けての決戦間近という所も…。一方で４月、５月と乗り越えて、仕事や職場環境にも慣れ、なんとなく落ち着いてくるこの時期、新しい環境での自分なりの処世術が芽生えてきている時期だったりもします。職場の慣習慣例、顧客への対応、上司、同僚、部下との人間関係など、理想と現実の違いを痛感している方も多いのではないでしょうか。苦手意識や能力、経験値的に期待が持てない相手、出来れば関わるよりも回避したい気持ちが強く働きます。大概の場合は「どうせ言ってもムダだから」と諦めてしまうのが世の常です。反抗するよりも流す方が楽だと割り切る事でセルフセーフティーゾーンを作ってしまいます。でもストレスを回避したつもりが、実はストレスを溜め込んでいる事に気づいていますか？解決方法は人それぞれなので一概には言えませんが、一つだけ確かなのは『事実の確認』をする事です。人は自分の価値観や固定観念で「どうせ〜〜〜だから」とか、「多分（恐らく）こうだ」という推測で決めつけてしまいがちです。推測は推測を呼び、物語を壮大にしますが真実は見えません。脚色だらけです。大事な事は事実だけを捉える事。後で問題になったり、蒸し返されたりしないようにしましょう。自分のために！