見えるもの?見えないもの?
組織の中で働いていると、仕事の進め方や対人関係、業界体質などに『暗黙のルール』が存在しますよね…。新人の頃は良く分からなくて随分と失敗をした経験ってありませんか?人によっては「地雷を踏んだ」などと揶揄される事も…。先輩が親切に教えてくれる場合はまだしも、当たり前すぎて常識化しているといちいち気にかけていないのが一般的だったりします。少し前には個人が有する暗黙化されたノウハウを視認化し共有化する「ナレッジマネジメント」が流行りましたが、人の入れ替わりや仕事のトレンドが絶えず変化する現代においては定着化するのは中々大変な事だったりします。「失敗は成長の糧」なんてポジティブな意見もありますがケースバイケースですよね。失敗是非論はまたの機会にして、とりあえずは自分に与えられた役割やミッションを遂行するためには「自己開示」=「自己(仕事)の視認化」を行う事が効果的です。何故なら周りから状況が見えるとアドバイスやサポートもしやすくなりますし、何より自分を見せる事は自分でコントロールが出来ます。「報・連・相」と良く言われますが、上手に活用できると仕事もだいぶ楽になります。共有する事で気持ちが落ち着いた経験ありませんか?組織は本来、共通目標を達成するための仕組み。目的は一緒のはずです。見えないものに惑わされないように!